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Microsoft Copilot 2026年9月の新機能:SharePoint・OneDriveのCopilotが一般提供、管理者向けの「信頼できるソース」設定も追加
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- 中島 竜郎ITコーディネータ
影響 中対応 確認推奨
POINT
Microsoftが2026年9月分のCopilot新機能をまとめて公開した。Copilot in SharePoint・OneDriveの一般提供開始、AIが電話を受け付けるTeams Phone agent、Word・PowerPointの機能追加などが含まれる。管理者向けには、最大100のSharePointサイトを「信頼できるソース」に指定する機能などが加わった。
発表の要点
- Microsoftが、Copilotの2026年9月分の新機能をまとめて紹介した(米国時間9月30日公開記事の抄訳)。記事中の日付は暫定で、変更される可能性があるとされている。
- Copilot in SharePointとCopilot in OneDriveが9月に提供開始された。OneDrive版はSharePoint版と同じ基盤で作り直され、ライセンス体系もSharePoint版と同じ。
- Teams Phone向けに、AIが電話の受付を行うTeams Phone agentが9月に提供開始された。60以上の言語に対応し、よくある質問への回答、予約の登録・変更、要約付きでの担当者への転送ができる。
- Wordでは回答の根拠となった情報源(引用)の表示と、画像・図形の配置・変更が9月に提供開始された。PowerPointでは再利用できる手順をまとめた「Skills」とコネクタが9月に提供開始され、管理者が承認済みSkillsをユーザー・グループ・組織全体に公開できるようになった。Brand Kitと、閉じた後も長時間タスクを続ける機能は10月提供予定。
- 管理者向けには、Microsoft 365 admin centerで最大100のSharePointサイトをCopilot Searchの「信頼できるソース」に指定する機能、プラグインを一度承認すれば一元管理できるプラグイン レジストリが9月に提供開始された。
- そのほか、Teams・OutlookのCopilot画面の刷新、スキャンPDFの検索精度向上、Android版Word/PowerPoint/ExcelのCopilot、モバイルアプリで対面の会話を録音して文字起こし・要約するRecordが9月に提供開始された。
関係する企業・しない企業
- 関係する:Microsoft 365 Copilotのライセンスを契約している企業。特にSharePoint・OneDriveでファイルを共有している企業は、Copilot in SharePoint/OneDriveとCopilot Searchの影響を受ける可能性がある。
- 関係する:Teams Phoneで代表電話や問い合わせ窓口を運用している企業(Teams Phone agentの対象)。
対応が必要か
※ 時点の編集部の見解です。修正版の公開や仕様の変更で状況は変わるため、対応の前に出典やメーカーの最新情報もご確認ください。
- 緊急の対応は不要。多くは利用者が使えば便利になる機能追加であり、使わなければ業務への影響は限定的と考えられる。
- ただし、Copilotを契約している企業は「情報の扱い」にかかわる次の3点を確認しておくとよい。
- SharePoint/OneDriveのアクセス権:Copilot Searchは権限のあるコンテンツをもとに回答するため、共有範囲が広すぎるファイルがあると、本来見せたくない情報が回答に出る可能性がある。
- 外部サービスのプラグイン・コネクタ:多数の外部サービス連携が追加されており、管理者の承認で利用可能になる仕組み。自社として何を許可するかを決めておく必要がある。
- Record(録音)機能:対面の会話や顧客訪問を録音・文字起こしできるため、録音してよい場面や相手への同意について社内ルールが必要になる場合がある。
- Teams Phone agentは、電話対応の負担が大きい企業にとって検討の価値があるが、費用や必要ライセンスが出典で示されていないため、すぐに導入を決める段階ではない。
確認すること・対応方法
費用と手間の小さい順に示す。
- 自社のライセンス状況を確認する(IT兼任担当者)
- Microsoft 365 Copilotの契約数と、誰に割り当てているかを確認する。Copilotを使っていなければ以降の多くは不要。
- SharePoint/OneDriveの共有範囲を見直す(IT兼任担当者、必要に応じて販売店)
- 「全員に共有」や組織外への共有リンクが残っていないか、人事・給与・役員会資料などの機密情報の置き場所を中心に確認する。具体的な確認方法・使える管理機能は契約中の販売店やベンダーに確認する。
- プラグイン・コネクタの許可方針を決める(IT兼任担当者+経営層)
- 原則は「必要なものだけ承認」とし、承認した記録(何を・誰に・いつ・なぜ)を残す。既存の情報セキュリティ規程やクラウドサービス利用ルールに沿って判断する。
- 「信頼できるソース」の活用を検討する(IT兼任担当者)
- 社内規程集やマニュアルなど公式情報をまとめたSharePointサイトがあれば、指定するとCopilotの回答の信頼性向上に役立つ。新しい費用は出典上示されておらず、今ある環境で試せる可能性がある。
- 録音・文字起こしの利用ルールを整える(管理部門)
- Recordを業務で使ってよいか、使う場合の相手への告知・同意、録音データの保存先と保存期間を決める。
- 販売店・ベンダーに聞くこと
- 今回の各機能は、自社のライセンス(Microsoft 365 Copilot/Copilot Chat)で使えるか。
- Copilot in OneDrive/SharePointのライセンス条件と、追加費用の有無。
- Teams Phone agentの必要ライセンス・費用・日本語での提供状況。
- プラグインを管理者が承認制にする設定と、現在の自社の設定状態。
SOURCES 出典
- Microsoft Copilot の新機能 | 2026 年 9 月A: 一次情報 / 2026年10月9日 確認

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