本文へスキップ
2026年10月3日編集方針RSS
BizMeow
NEWSPREMIUM専門家確認済みAI生成+専門家確認

Microsoft「Copilot Cowork」が一般提供開始、従量課金のため有効化前に予算設定の確認を

公開
最終確認
著者
BizMeow編集部
影響 中対応 確認推奨

POINT

Microsoft 365 Copilot の新機能「Copilot Cowork」が全世界で一般提供(GA)されました。 利用には Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要で、さらにタスクごとに Copilot Credits で従量課金されます。 既定ではオフのため勝手に課金は始まりませんが、使う場合は事前に上限設定が重要です。

3行要約

  • 複数の手順やツールにまたがる長時間の作業を最後まで実行する「Copilot Cowork」が、全世界で一般提供されました。
  • Microsoft 365 Copilot のユーザーライセンスに加え、タスクごとに Copilot Credits で従量課金されます(PayGo は1クレジット0.01ドル)。
  • 既定ではオフです。管理者が有効化と対象ユーザー、支出上限を決める仕組みが用意されています。

中小企業への影響

Microsoft 365 Copilot をすでに契約している企業にとっては、月額固定のライセンス料とは別に「使った分だけ費用が発生する」機能が加わる点が最大のポイントです。料金はモデルの利用、情報の取得、ツール呼び出し、実行時間の4要素から計算されるため、事前に金額を正確に見積もるのは難しい仕組みです。

一方で、Cowork は既定でオフになっているため、管理者が有効化しない限り費用は発生しません。予算管理の担当者が少ない中小企業では、「誰に使わせるか」「月にいくらまでか」を先に決めてから有効化するのが現実的です。Microsoft 365 Copilot を契約していない企業には、現時点で直接の影響はありません。

対象企業

  • Microsoft 365 Copilot のユーザーライセンス(USL)を契約している企業
  • 特に、Frontier プログラムで Cowork を試用していた企業(猶予期間の対象になる可能性あり)

何が変わったか

  • 一般提供の開始:Frontier での約3か月のプレビューを経て、全世界の Microsoft 365 Copilot 利用企業向けに提供されました。
  • 料金体系:Microsoft 365 Copilot USL が前提で、そのうえで Cowork の利用分が Copilot Credits 建てで従量課金されます。支払い方法は都度払いの PayGo(1クレジット0.01ドル)と、利用量を事前にコミットして割引を受ける P3 の2種類です。
  • コスト管理機能:テナント・グループ・ユーザー単位の支出上限、利用アラートのしきい値設定、利用状況レポート、タスクごとのクレジット消費表示、ユーザーからの追加クレジット申請などが提供されます。
  • 利用モデル:GA 時点では Anthropic の Opus 4.8 や Sonnet 4.6 で動作します。Frontier では GPT 5.5 も利用でき、低コスト向けの独自モデル「Cowork 1」が今後数週間でリリース予定とされています。
  • プラグイン:9つのパートナープラグインが提供開始され、今後 MoneyForward などを含む8つが追加予定とされています。
  • セキュリティ・コンプライアンス:監査ログ、DSPM、電子情報開示(eDiscovery)、インサイダーリスク管理などが GA 時点で対象です。データ損失防止(DLP)は「近日提供」とされています。

なお、Microsoft は社内テストで「Claude Cowork(Microsoft 365 コネクター利用)と比べて1プロンプトあたり平均30〜40%安かった」としていますが、これは Microsoft 社内チームによる分析であり、実際のコストは使い方や設定などで変わると注記されています。

対応が必要か

※ 時点の編集部の見解です。修正版の公開や仕様の変更で状況は変わるため、対応の前に出典やメーカーの最新情報もご確認ください。

  • Microsoft 365 Copilot を契約していない企業:対応は不要です。
  • 契約しているが Cowork を使う予定がない企業:既定でオフのため、急いで対応する必要はありません。
  • 使ってみたい企業:有効化の前に、支出上限とアラートを設定してください。従量課金のため、上限なしで全社に開放すると費用が読めなくなります。
  • Frontier で試用していた企業:猶予期間の終了日を把握し、それまでに予算設定を済ませておきましょう。

対応方法

  1. Microsoft 365 管理者が、自社テナントで Cowork が無効になっているかを確認する。
  2. 試す場合は、利用者を少人数のグループに絞って有効化する。
  3. テナント・グループ・ユーザー単位で支出上限を設定し、利用アラートの通知先を決める。
  4. 支払い方法は、利用量が読めないうちは PayGo、利用量が安定してから P3 の検討、という順番が無理のない進め方です。
  5. Microsoft が提供する見積もり用スプレッドシートや Microsoft Learn の料金・コスト管理の解説を参照し、利用レポートで実際の消費を確認しながら予算を見直す。
  6. DLP は GA 時点ではまだ対象外のため、機密情報を扱う業務での利用範囲は慎重に判断する。

いつからか

  • 一般提供と課金は、発表当日から開始されています。
  • Frontier プログラム期間(3月30日〜6月16日)中に Cowork を使ったユーザーが1人以上いたテナントは、2026年7月1日まで課金されない猶予期間があります。
  • データライフサイクル管理は6月22日に GA 予定、独自モデル「Cowork 1」は今後数週間でリリース予定とされています。

SOURCES 出典

  1. Copilot Cowork is now generally availableA: 一次情報 / 2026年10月3日 確認

FREE CONSULTATION

自社の場合はどうなのか、無料で相談できます

BizMeowを運営する株式会社テクノスイッチが、自社でできる範囲と専門家に任せる範囲の切り分けからお手伝いします。

無料相談について見る

続きの情報は LINE で

専門家が確認した記事を中心に、中小企業に関係のある話題だけをお届けします。

LINEで友だち追加