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2026年10月3日編集方針RSS
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Copilot in Excelに財務向け新機能、手順を定義する「スキル」と変更の追跡機能が追加

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著者
BizMeow編集部
影響 中対応 確認推奨

POINT

Microsoftは、Copilot in Excelに財務業務向けの新機能を発表しました。業務手順を定義する「スキル」、外部金融データのコネクタ、変更前の計画提示と変更履歴への記録が加わります。利用にはMicrosoft 365 Copilotが必要です。外部データコネクタは、提供元との別途契約が必要な場合があります。

3行要約

  • MicrosoftがCopilot in Excelに財務業務向けの新機能を発表しました。月次レポート更新や予実差異分析などの手順を「スキル」として定義できます。
  • Copilotが作業前に変更予定の範囲や数式を示す「Plan with Copilot」が加わりました。Copilotによる変更は「Show Changes」ペインに記録されます。
  • 外部の金融データコネクタも追加されました。ただし多くは投資・M&A向けで、データ提供元との別途契約が必要な場合があります。

中小企業への影響

Microsoft 365 Copilotを契約済みで、経理・財務業務をExcelで回している企業には役立つ可能性がある更新です。

スキルは、決算処理や月次レポート更新などの定型手順をファイルに書いておき、Copilotにその手順どおり作業させる仕組みです。担当者ごとに作り方がばらつく、引き継ぎが難しいといった悩みに使える可能性があります。

Plan with CopilotとShow Changesへの記録は、AIがどのセルをなぜ変えたかを後から確認しやすくする機能です。経理の数字をAIに触らせることに不安がある企業にとって、検討材料になります。

一方、今回追加された外部データコネクタは主に投資・M&A向けです。CB Insights、Daloopa、FactSet、Morningstar、PitchBook、S&P Globalが対象で、提供元との別途契約が必要な場合があります。一般的な中小企業の経理業務では、使う場面は限られると考えられます。

Microsoft 365 Copilotを導入していない企業は、この発表だけを理由に急いで導入する必要はありません。

対象企業

  • Microsoft 365 Copilotを契約し、Excel for Web/Windows/Macを使っている企業
  • 経理・財務・予算管理をExcelで行い、定型作業の標準化や変更履歴の管理に課題がある企業
  • 外部コネクタについては、該当するデータサービスを利用・契約している、または検討している企業

何が変わったか

  • スキル:DCF作成、決算処理、月次レポートモデルの更新、予実差異分析などを、Copilotにどう進めさせるか定義できます。サンプルのスキル集が公開されています。オープン標準のMarkdownで書いたSKILL.mdファイルをOneDriveに保存すると、独自のスキルとして使えます。
  • パーソナライズとブックルール:好みの設定を一度登録すると、Copilotが一貫して適用します。ブックルールは、構成・命名・数式の規約をブック内のシートとして保存し、ファイルと一緒に引き継ぎます。
  • 金融データコネクタの追加:5月公開済みのLSEG・Moody'sに加え、CB Insights、Daloopa、FactSet、Morningstar、PitchBook、S&P Global(Kensho開発)が追加されました。FactSetはプレビュー中です。出典によると、外部のコネクタやデータ提供元は、各提供元との別途契約(ライセンスやサブスクリプション)が必要な場合があります。
  • Plan with Copilot:作業前に、更新予定の範囲・シート・数式・前提条件と、確認のための質問をCopilotが示します。
  • 変更の追跡:Copilotの編集は該当セルへのリンク付きで追跡できます。Show Changesペインには、共同編集者の変更と並んでCopilotによる変更として表示されます。
  • Work IQとの組み合わせ:社内の業務文脈を踏まえた分析にも使えます。出典では、前四半期の実績と計画の比較から差異要因を説明する、といったプロンプト例が紹介されています。

対応が必要か

※ 時点の編集部の見解です。修正版の公開や仕様の変更で状況は変わるため、対応の前に出典やメーカーの最新情報もご確認ください。

必須の対応はありません。Microsoft 365 Copilotを契約済みの企業は、提供状況の確認をおすすめします。あわせて、経理・財務の定型作業に試せるか検討する価値があります。未契約の企業は、現時点で対応不要です。

対応方法

  1. 自社のMicrosoft 365 Copilotライセンスの有無と、Excelでの提供状況を確認します。出典には、提供は段階的で、地域やライセンス要件は異なる場合があると記載されています。
  2. 月次レポート更新や予実差異分析など、手順が決まっている作業を1つ選び、サンプルのスキルを試します。
  3. AIに数値を変更させる場合は、Plan with Copilotで変更内容を事前に確認します。作業後はShow Changesで変更履歴を確認する運用にします。
  4. 外部コネクタを使う場合は、データ提供元との別途契約が必要な場合があるため、利用前に提供元の条件を確認します。

いつからか

  • パーソナライズ、ブックルール、事前構築済みスキル、フェデレーテッドCopilotコネクタ、Plan with Copilot、Show ChangesでのCopilot表示:Excel for Web/Windows/MacのMicrosoft 365 Copilot利用者向けに一般提供されています。
  • 独自(カスタム)スキル:Windows・MacのInsidersチャネルで提供中です。出典記事の翌月(原文は「next month」)に、Web/Windows/Macで一般提供が始まる予定です。
  • パートナー製スキル:2026年第3四半期に提供予定です。
  • FactSetコネクタ:現在プレビュー中で、7月に一般提供予定です。
  • いずれの機能も段階的に展開されるため、自社環境で使えるようになる時期は異なる場合があります。

SOURCES 出典

  1. Copilot in Excel: Built for the era of Frontier FinanceA: 一次情報 / 2026年10月3日 確認

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